加藤レディスクリニック体験談(初診・採卵・移植・PGT-A)

こんにちわ。薬剤師OLです。

私は32歳から体外受精を初め、加藤系列→リプロ系列に転院しそれでも結果が出ず、最後の砦と言われている加藤レディスクリニックに通いました。仕事しながら通院することを検討されている方などどなたかの参考になれば良いなと思い通院日や待ち時間などを記事にまとめてみました。

なお、個人個人で治療法は異なりましたのであくまでも参考としてご覧いただければ幸いです。

通院期間は2019年〜2021年にかけてです。病院の方針は日々変化していると思いますのでご了承ください。

薬剤師OL

加藤レディスクリニック初診編

受付
問診票、手持ちの検査値を提出し診察券の作成や本日の流れを15分程説明されます。
(妻)採血、(夫)採精
採精は希望有の場合実施。採血は待ち時間が少なくすぐ終わりました。
診察
加藤院長の診察でした。今までの治療経過などの確認。
内診
妻のみ内診が行われます。順番まで待ち時間があります。
診察
ラウンジの説明を受け検査結果が出たらその結果と合わせて治療方針の説明があります。
お会計
夫:¥1,160(保険適応) 妻:¥11,000ほど(甲状腺等は検査済だったため除く)平日でしたが受付から4時間程でお会計終了です。

なお成功報酬制度の適応可否についても診察で説明がありました。

成功報酬制度の適用条件

条件
  1. 35歳以下である
  2. 当院で第1回目の治療周期である
  3. 良好な卵巣状態と判断できる場合
  4. 卵管機能に問題がない
  5. 無精子症・高度乏精子症でないこと

(上記3~5は当院医師の診察による判断が基準になります)

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加藤レディスクリニック採卵編

Day3
血液検査・診察
E2、FSHなどの採血後、結果を待って診察です。基本内診なし。自然周期は薬なし、ホルモン補充周期はクロミッド1日1回の服用指示で渡されます。お会計は採卵終了後にまとめてなのでなし。滞在時間は平日の最終受付だと1時間程、土日は2-3時間かかります。次の来院指定は生理周期によって違うので個人差があります。
Day11
血液検査・内診・診察・処置室
E2、LH、FSHなどの採血後、内診にて卵胞計測。その後診察で採卵日が決まれば処置室で指示事項を聞きます。お会計は採卵終了後にまとめてなのでなし。滞在時間は平日の最終受付だと1時間程、土日は2-3時間かかります。
Day13
採卵
受付後、ベッドの用意が出来次第ナースセンターへ。採卵、培養師との話、診察をしてお会計です。およそ3時間はかかります。お会計は消耗品40,000円、採卵費用200,000円ほど(点鼻、ボルタレン座薬等を含む)培養費用は後日請求があります。胚盤胞を凍結できると採卵周期合計で40万程度でしょうか。
採卵翌日
受精確認
以前は電話でしたが2021年時点でメールにて受精状況が配信されます。
採卵1週間後
凍結確認
以前は電話でしたが2021年時点でメールにて胚盤胞の凍結結果が配信されます。

※来院日や来院回数は周期や個人差があります。

他院ではなかなか胚盤胞までたどりつかなかったのですが、加藤レディスクリニックでは胚盤胞になりました。培養技術は本当に素晴らしいと思います。体外受精は本当にお金がかかるので、治療と並行してサプリメント体質改善を早くからしておけばよかったと思っています。

体外受精をするにあたって飲んでてよかったサプリメントをまとめています。

【妊活】不妊治療を始める前に飲むべきサプリメントは?

なんとか胚盤胞に育つためにトライした漢方についてまとめています。

空砲、胚盤胞に育たない低AMHが漢方薬を始めたところ胚盤胞へ!②漢方薬局編

加藤レディスクリニック移植編

Day11
血液検査・内診・診察・処置室
自然周期移植の場合はDay11前後の排卵前来院です。ホルモン補充周期の場合はDay3より受診し来院頻度も違うと思います。E2、P4、FSHなどの採血後、内診にて内膜・卵胞計測。その後診察で移植日が決まれば処置室で指示事項を聞きます。1発で決まることは少ないので移植前にもう1-2日来院を指示されるケースがほとんどです。お会計は移植終了後にまとめてなのでなし。滞在時間は平日の最終受付だと1時間程、土日は2-3時間かかります。
Day18
移植
8-9時の間に受付。受付後はE2、P4、FSHなどの採血をし結果が出次第診察。ホルモン値に問題がなければ移植決定(おそらくP4の値)。受精卵を融解するので一旦外出指示がでます。あらかじめ指定された時間(12-13時前後になります)に受付し、培養師より移植する受精卵のことを聞き、その後ナースセンターへ呼ばれ移植完了、お会計です。8時に受付て15時位までかかります。お会計は移植前の通院を含め12万程度。

※来院日や来院回数は周期や個人差があります。

私は内膜が薄めなのでなんとか内膜を厚くするよう色々と試し良かった方法をまとめています。

妊活!子宮内膜を厚くするには?実践すべき4選!

加藤レディスクリニックPGT-A採卵編

申し込み
院内で夫婦ともにPGT-Aに関するビデオを観たあとメールにて申し込みを行います。その後の返信に質問事項が書かれていますので回答します。
遺伝子カウンセリング
私の場合は申し込みから2ヶ月程で遺伝子カウンセリングの日程の案内があり、メールでの日程調整の後夫婦揃っての遺伝子カウンセリングが行われます。説明・採血とセットで1.5-2時間程度でした。費用はカウンセリング代と採血費用(採血での染色体検査等)で合計5万円程度でした。人により必要な採血が違うので金額も異なると思います。染色体検査の結果に3週間程かかるので、結果が出次第採卵周期開始となるようです。
Day3
血液検査・診察
E2、FSHなどの採血後、結果を待って診察です。基本内診なし。クロミッド1日1回の服用指示で渡されます。お会計は採卵終了後にまとめてなのでなし。滞在時間は平日の最終受付だと1時間程、土日は2-3時間かかります。次の来院指定は生理周期によって違うので個人差があります。
Day8
血液検査・内診・診察・処置室(注射)
E2、LH、FSHなどの採血後、内診にて卵胞計測。その後診察で次の診察日が決まります。私は注射があったので(ホルモン値により有無が決まります)処置室でゴナールFを皮下注射していただきました。お会計は採卵終了後にまとめてなのでなし。滞在時間は平日の最終受付だと1時間程、土日は2-3時間かかります。
Day10
処置室(注射)
処置室でゴナールFを皮下注射のみ。お会計は採卵終了後にまとめてなのでなし。滞在時間15分程。
Day12・採卵日・受精凍結確認
ここからは通常の採卵と同様でした。なお胚盤胞1つにつきPGT-A検査料金は5万円です。

※来院日や来院回数は周期や個人差があります。

加藤レディスクリニック体験談(初診・採卵・移植・PGT-A)まとめ

来院回数や来院日は個人差がありますが、仕事をしていた私でも割と通いやすかったです。特に平日の夜の時間帯は待ち時間が格段に短いと思います。先生方も質問には真摯に答えてくれます!みなさまの参考になれば幸いです。

薬剤師OL

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